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百万円と苦虫女
タナダユキ監督、蒼井優主演『百万円と苦虫女』を鑑賞。
短大を卒業後、就職するでもなくフリーター生活の鈴子は自立しようと家を出るが、ある事件をキッカケに実家生活に逆戻り、そのせいで地元にも居辛くなり「百万円を貯めたら家を出る」と宣言し実行。
人と関わることで痛い目に遭い続けていた鈴子は、彼女なりの処世術として「百万円を貯めては居場所を捨てていく」生活を始める。
鈴子は言う「自分探しなんてしたくない、探さなくたってここにいますから」。
彼女が彼女であるがゆえに遭ってしまう不幸から逃れるかのように転々と居場所を変えていっても「ついてくる自分」、自分が変われるかどうかなんてことよりも、どうしようもない十字架を背負ったかのような「苦虫顔」でいるしかない現実。そこから逃げていくばかりの生活。
でも行く先々では痛い目に遭うばかりではない、ちょっと優しくされたり褒められたりもする。戸惑いながらも少しずつ鈴子は成長していく。
映画のラストではキッチリと「今までの自分」にケリをつける鈴子、ほろ苦くもあるけれど清々しかった。
あらすじ
作品データ